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〒481-0033 愛知県北名古屋市西之保才戸26TEL.0568-24-0001
FAX.0568-24-5551

検査案内 ピロリ菌の検査 

ABC検診とは

胃粘膜萎縮マーカーのペプシノゲン検査と、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がんの主な原因と考えられているヘリコバクター・ピロリの抗体検査を組み合わせて、胃の健康度をA,B,C,Dで分類するのがABC検診です。胃の健康度に応じて内視鏡検査による精密検査を行う等、効率的に検診を行う方法です。
  ペプシノゲン検査
「ペプシノゲン」という物質の血中濃度を測定することで胃粘膜の萎縮の状態を客観的に調べる検査です。

 
  ヘリコバクター・ピロリ抗体検査
胃がヘリコバクター・ピロリに感染していないかを調べる検査です。ヘリコバクター・ピロリは胃酸の分泌や胃粘膜の免疫能の働きが不十分な幼少期(4〜5歳)頃までに感染すると考えられており、40歳以上の方は80%程度の感染率があると言われています。


 ABCD
分類  
ヘリコバクター・ピロリ抗体 
(−)   (+)





(−)  A群
健康的な胃粘膜です
胃の病気になる危険性は低いと考えられます。ただし、逆流性食道炎には注意しましょう。
 B群
少し弱った胃粘膜です
胃かいよう・十二指腸かいようなどに注意しましょう。
(+)  D群
かなり弱った胃粘膜です
胃がんなどの病気になるリスクがあります。内視鏡による定期的な検査をお勧めします。
 C群
弱った胃粘膜です
胃がんなどの病気になりやすいタイプです。内視鏡検査を受け、胃の病気の早期発見・早期治療に努めましょう。
胃の病気のかかりやすさは です。
胃がんの発生頻度も同様に上昇します。


  • ABC分類対象外
  ヘリコバクター・ピロリ菌除菌後の方は、E群(除菌群)となり、ABC分類の対象となりません。
  定期的な内視鏡検査をおすすめ致します。


  • 下記のいずれかに当てはまる方は正しい結果が得られない場合があります。
   ●ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方
   ●明らかな上部消化器症状のある方
   ●上部消化管疾患の方
   ●プロトンポンプ阻害剤服用中又は服用終了後2ヶ月を経過していない方
   ●胃切除の方
   ●腎不全の方




Ando Clinic安藤クリニック

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